【令和8年度新設】「大胆な投資促進税制」を活用した設備投資のススメ

January 27, 2026

製造業の皆様、
「老朽化した工場の空調を更新したい」「電力の安定化やBCP対策として蓄電池を導入したい」そう思いながらも、投資負担の大きさがネックになっていませんか?

そんな中、2026年(令和8年度)税制改正で、これまでにない強力な支援策「大胆な投資促進税制(特定生産性向上設備等投資促進税制)」が新設されました。

本制度の最大のポイントは、
これまで対象になりにくかった「建物」や「空調設備」まで優遇対象に含まれる
という点です。

工場設備の更新を検討している企業にとって、まさに“今こそ使いたい”税制と言えるでしょう。

1.「大胆な投資促進税制」とは?

本税制は、日本国内での高付加価値な設備投資を後押しし、企業の生産性向上と潜在成長率の底上げを図ることを目的とした、時限的な特例措置です。

特徴は、

  • 全業種が対象
  • 生産性向上に資する大規模投資を強力に支援

という点。
製造業はもちろん、エネルギー・インフラ関連の設備投資とも非常に相性が良い制度です。

受けられる主なメリット

以下のいずれかを選択して適用できます。

① 即時償却
取得価額の全額を、導入した年度に一括で経費計上可能。

② 税額控除

  • 機械装置・ソフトウェア等:取得価額の 7%
  • 建物・構築物・附属設備等:取得価額の 4%

※税額控除は法人税額の20%が上限。

「キャッシュアウトを抑えつつ、設備更新を進めたい」企業にとっては、非常にインパクトのある内容です。

2.生産現場をアップグレードする「対象設備」

本税制では、「生産等に必要な設備」が幅広く対象になります。
実は、工場インフラ系の設備こそ活用余地が大きいのがポイントです。

空調機・空調設備の更新

工場やクリーンルームの空調は「建物附属設備」として対象に含まれます。

  • 次世代半導体工場
  • 精密機器製造
  • 温湿度管理が品質に直結する生産現場

こうした現場では、老朽化した空調更新=生産性向上投資として評価されやすい分野です。

蓄電池・瞬低装置・逆潮流防止装置

  • 生産ラインの安定稼働
  • 停電・瞬低対策
  • エネルギー効率の改善

これらは「機械装置」や「器具備品」として組み込むことが可能で、
BCP対策 × 税制優遇を同時に実現できます。

デマンド装置・制御ソフトウェア

電力使用量の最適化や自動制御を行う

  • デマンド装置
  • 制御・最適化ソフトウェア

といったソフトウェア投資も、対象資産に含まれる点は見逃せません。

3.適用のための主なハードル(要件)

非常に魅力的な制度ですが、適用にはいくつかの条件があります。

投資規模

  • 大企業:35億円以上
  • 中小企業者等:5億円以上

※単体ではなく、投資計画全体の合計額で判断されます。

投資利益率(ROI)

投資計画における
年平均の投資利益率が15%以上
見込まれることが必要です。

実施期限

  • 2029年(令和11年)3月31日までに
    経済産業大臣の確認を受ける必要があります。

事前準備が重要になるため、早めの検討・相談がカギになります。

4.なぜ「今」投資すべきなのか?

政府は、

  • 宇宙
  • 量子
  • AI・ロボティクス

など17の戦略分野で「官民投資ロードマップ」を策定し、民間投資を強力に後押しする姿勢を明確にしています。

一方で、

  • 米国の関税措置
  • 国際情勢の変化
  • サプライチェーンの不確実性

といった外部環境リスクも高まっています。

こうした状況を踏まえ、本税制には
最大3年間の「繰越税額控除」
という、事業環境の変化に対応しやすい仕組みも用意されています。

設備選定から税制活用まで、まとめてご相談ください

DenGXでは、

  • 工場向け空調設備
  • 蓄電池・電力安定化ソリューション
  • デマンド装置・制御システム

など、本税制の対象となり得る設備を多数取り扱っております。

  • 「この設備更新は対象になるのか?」
  • 「ROIはどう計算すればいい?」
  • 「投資計画はどう組めばいい?」

そんな疑問がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
設備の最適化と税制メリットを両立させる投資計画を、実務目線でサポートいたします。

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