NVIDIAの躍進とDenGXの挑戦 〜過去から未来へ、エレクトロニクスの進化を見つめて〜

May 30, 2025

今週、NVIDIAの決算発表がありました。
中国市場を巡る関税問題など逆風がありながらも、同社は過去最高の売上を記録し、アメリカ企業として時価総額トップの座に輝きました。

私はこのニュースを、ただの業界ニュースとしてではなく、深い感慨と共に受け止めました。というのも、私自身、NVIDIA社とは30年以上の関わりがあるからです。

NVIDIAとの出会いと黎明期の思い出

まだNVIDIAが今のような世界的企業になる前、日本のゲーム業界に向けてGPUを売り込んでいた時代がありました。
当時、CEOのジェンセン・ファン氏は、自ら日本に足を運び、地道に営業活動をされていました。
その姿に私は強く胸を打たれ、以来ずっとNVIDIAという企業に対し、共感と尊敬の念を抱いてきました。

インテルの牙城を超えて

NVIDIAは、かつてインテルのCPUが圧倒的なシェアを誇っていた時代にも、GPUという独自の道をひたすら貫いてきました。
そしてその結果、

  • ゲーム業界
  • 自動車業界(自動運転)
  • 仮想通貨(マイニング)
  • サーバー業界
  • そして今、AI業界

と、次々に新たなフィールドを開拓し、半導体業界の最前線を走り続けています。

半導体開発の厳しさと継続の力

半導体ビジネスは、設備投資が極めて重くのしかかる分野です。
特にGPUのようなアーキテクチャ開発には、莫大な計算処理能力と独自のシミュレーション環境が必要不可欠です。

それでもNVIDIAは、一歩ずつ着実に、着実に歩みを進め、今やAI時代の中心企業となりました。

DenGXと私たちの挑戦

当社DenGXは、社歴としては古くとも、事業構造を柔軟に変革し続けてきた会社です。
どこか、かつてのNVIDIAと通じる“ベンチャー気質”を持ち続けていると感じています。

いま私たちは、電力事業分野において「逆潮流防止装置」の開発・普及を進めています。
ここでも、NVIDIA社の「Jetson Box」を活用し、AIによる電力最適化を目指しています。

電気の使い方をスマートに制御し、消費電力と電気料金を削減し、サステナブルな社会に貢献する。
それが私たちの目指す未来です。

ジェンセン・ファン氏から学んだこと

NVIDIAのジェンセン・ファンCEOは、技術的先見性だけでなく、従業員を大切にする人間性でも知られています。
その姿勢に、私は強く感銘を受けています。

経営者として、私もまだまだ道半ばですが、見様見真似で舵を取りながら、諦めずに挑戦を続けていく覚悟です。

最後に

成功とは、決して偶然ではなく、
信念と継続、そして挑戦の積み重ねによって築かれるものだと、NVIDIAの歩みが教えてくれます。

私たちDenGXも、その精神を胸に、これからも未来を切り拓いていきます。

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